1954-10-11 第19回国会 衆議院 決算委員会 第53号
これは前に昭電事件のときに実例があつたのでございますが、ただ昭電事件のときは、芦田内閣の栗栖大蔵大臣が逮捕されました。それでこの場合に、しかし逮捕は訴追ではない、七十五条で言つておる訴追というのは起訴のことであるという理由で、内閣総理大臣の同意を求める手続はとられなかつたのでございます。それ以来訴追は起訴のみであるのか逮捕をも含むのかという問題は、学説の上でも問題になつているのでございます。
これは前に昭電事件のときに実例があつたのでございますが、ただ昭電事件のときは、芦田内閣の栗栖大蔵大臣が逮捕されました。それでこの場合に、しかし逮捕は訴追ではない、七十五条で言つておる訴追というのは起訴のことであるという理由で、内閣総理大臣の同意を求める手続はとられなかつたのでございます。それ以来訴追は起訴のみであるのか逮捕をも含むのかという問題は、学説の上でも問題になつているのでございます。
○井上証人 栗栖大蔵大臣。
かつて芦田内閣が、栗栖大蔵大臣が勧銀総裁在職中の涜職嫌疑に道義的責任をとつて総辞職を断行したときに、吉田自由党総裁はこれを罵倒して、自分はクリーン・ハンド、すなわち白い手の閣僚のみをもつて組閣してみせると豪語されたのであります。今いかなる御感想を持つておるか承りたいのであります。
自分の足元を見詰めずに、やれ政府が惡い、與党が惡い、自由党が惡いとすぐに言うだろう、すなわち前の片山内閣のときの農林大臣永江氏は何をやつたか、また芦田内閣のときの栗栖大蔵大臣は何をやつたか、こういうことを考えて、上に立つ者が……。
たとえば昭和電工事件のごとき、前栗栖大蔵大臣のごとき苦々しい例があるのみならず、さらに一例を申しますと、三建工業株式会社その他八土建工業に対する二億六千万円の不正融資、その他われわれは、会計検査院の調査によりますと、数限りなき不正融資を委員会において暴露したのであります。
(拍手)しかもそのとき、栗栖大蔵大臣は、短期間に三回国民所得を大幅に引上げて、われわれに課税の高くないことを主張したのであります。 本補正予算においては、均衡予算の嚴格なる建前を堅持しつつ、久しきにわたる国民の要望にこたえ、本年度はとりあえず二百億の減税をしておる。さらに来年度においては七百億の減税が考慮せられており、合計九百億に上ることになるのであります。
○油井賢太郎君 昨年十一月、当時の栗栖大蔵大臣が追加予算の提出に当りまして、我が国の経済状態は、まさに空前の危機にまで直面しておるということをおつしやられたのでありました。
これだけは童顔の栗栖大蔵大臣か又は正直そのもののような波多野農林大臣が水戸黄門公となつて、鉄道大臣、運輸大臣が格さん助さんに代つて視察なさることであります。そうしてこれは夜であることを申上げて置きます。密造家はこれは今夜飲む分だ、これは交番所に届けてくれと申しております。思い切つた面白い話は、十貫以上の豚を眞二つに切つた分をたらふく食べております。そうしてたらふく飲んで居ります。
特に大蔵省のごときは当初よりきわめて冷淡でありまして、二十一億円の支出に続きます残余の復旧費に対しましては、昨年十二月に開催せられました水害地対策特別委員会におきまして、栗栖大蔵大臣は、十億円の予算外國庫負担契約をもつて、土木関係六億六千万円、農林関係二億五千万円を支弁し、これをただちに資金化すると同時に、それでも不足な分は必ず追加予算に組み上げるということを公約いたしましたにかかわらず、今日に至るも
然るに現内閣は、連立内閣の名の下にその基本的政策を明確にせず、曖昧模糊としているのみならず、栗栖大蔵大臣は僅か半歳の中に三度党籍を変更しておるではありませんか、(笑声)これは余りに外國にもその例を見ないと私は思うのであります。(拍手)(「ひやひや」と呼ぶ者あり)片山首相は、曾て自分は英國労働運動を範として政治を進めたいとおつしやいました。
それが又栗栖大蔵大臣が口を酸つぱくしていわれるあの健全財政の精神だ。それでなければ本当でないというと思うのであります。これを若し勤労所得者税を増徴してやるとか、なんとかいうことになつたならば、これは結局たこ配当みたいなものであつて、問題にならんと思うのであります。こういうやり方が却てインフレを促進し、不健全財政にならしめると思うのであります。
これは私は主として栗栖大蔵大臣に伺いたい。併しこれに先立つて、どうしても水谷君に聴かなければならん重大問題がある。おいでにならん。おいでにならんからいずれ後からどなたか御聴きになつて答弁を願いたい。水谷君は去る衆議院において、石橋前蔵相と財政経済の問題について論争されたることは、天下周知の事実である。苟しくも政党は主義政策を以て國民の指示を受けておるのであります。